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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川法 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-17 河川法に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①二級河川のうち指定都市の区域内に存する部分であって,当該部分の存する都道府県を統括する知事が当該指定都市の長が管理することが適当であると認め,かっ同意を得た場合は指定する区間の管理は当該指定都市の長が行う。
②河川管理者は,河川整備基本方針に沿って計画的に河川整備を実施すべき区間について「河川整備計画Jを定めておかなければならない。
③堤防等河川管理施設の敷地である土地の区域は,河川法上当然に河川区域となるものとされ,河川区域の指定等の行為は必要とされていない。
④河川区域内の土地において工作物の新築等をしようとする者は,その土地が河川管理者以外の者が権原に基づいて管理する土地である場合には「工作物の新築等の許可j及び「土地の占用の許可」を受けなければならない。
⑤一,二級河川以外の河川lで市町村長が指定したものを「準用河川」といい,指定した市町村長が二級河川に関する規定を準用して管理する。



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答え


×土地の占用の許可


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勉強メモ

■河川区分及び管理者等
□法河川
・一級河川:国土交通大臣(指定区間外区間)、都道府県知事(指定区間)、一級河川の規定を適用
・二級河川 :都道府県知事、 二級河川の規定を適用、同意があれば市町村長が管理することもある
□法河川外
・準用河川:市町村長、 二級河川の規定を適用
・普通河川:市町村長、河川法は適用しない


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参考サイト
http://www.qsr.mlit.go.jp/oita/naruhodokasen/kasen_kanri_chishiki/index.html


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一言
・一級河川の指定区間以外は国交省、指定区間と二級河川は都道府県知事、準用河川と普通河川は市町村長で、準用河川は二級河川の規定を準用で普通は河川法適用外ね。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]砂防施設 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-16 砂防施設に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①土石流を捕捉し減勢させることを目的とした砂防えん堤では,計画上堆積容量に土石流を捕捉することを見込む場合でも,除石などを行う必要はない。
②導流土は,土石流などが氾濫して保全対象を直撃することがないよう,土石流などを安全に下流域に導流する施設である。
③帯工は,単独床固工の下流及び床固工群の間隔が大きいところで,縦侵食の発生,あるいはそのおそれがあるところに計画する。
④地すべり防止施設の配置計画においては,地すべりの規模及び発生・運動機構,保全対象の状況,工法の経済性等を勘案し,抑制工と抑止工を適切に組み合わせて工法を選定する。
⑤地すべり防止施設としての抑制工には,地下水排除工や押え盛土工等がある。




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答え


×除石などを行う必要はない。
◯必要に応じて除石を行う。


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勉強メモ

■砂防えん堤
・砂防ダムのこと:http://www.sabopc.or.jp/hukudoku/sabo/entei1.htm

■導流工
・土石流などが氾濫して保全対象を直撃することがないよう,土石流などを安全に下流域に導流する施設

■帯工
・単独床固工の下流及び床固工群の間隔が大きいところで,縦侵食の発生,あるいはそのおそれがあるところに計画

■地すべり防止工
①抑制工
・地表水排除工
・地下水排除工
・排土工
・押え盛土工
②抑止工
・坑工
・シャフト工
・アンカー工

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参考サイト
http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00029865/?s_category1_id=7&s_category2_id=&s_category3_id=&fm=t


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一言
・地すべり防止工には抑制工(地表水排除工、地下水排除工、排土工、押さえ盛土工)と抑止工(鋼管杭工、深礎杭工、アンカー工)など。最近忙しくなってきてサボリ気味。導流工のように流れをかえないとまずいぞ。



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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川堤防 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-15 河川堤防に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①河川堤防への浸透に対する対策工法であるドレーン工には,浸透水の堤体への浸入を防ぐため,透水係数の小さい材料を用いる。
②河川堤防の浸透に対する安全性照査は,のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピング破壊について行う。
③河川堤防の天端のアスフアルト舗装は,越水耐力を向上させる効果がある。
④高規格堤防は,超過洪水に対応するため,越流水による洗掘に対しても安全性が確保されるよう設計されることとなっている。
⑤河川堤防の浸透対策である表のり面被覆工法は,河川水の堤防への浸透を抑制することにより,洪水末期の水位急低下時の表のりすべり破壊に対する安全性を向上させる。




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答え


×透水係数の小さい材料
◯透水係数の大きい材料

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勉強メモ

河川堤防の浸透に対する安全性照査
・法面のすべり破壊 すべり安全率 FS >1.2
・基礎地盤のパイピング 局所動水勾配i≦0.5

■河川堤防の天端
・アスフアルト舗装:越水耐力を向上させる効果

■高規格堤防(スーパー堤防)
・超過洪水に対応するため,越流水による洗掘に対しても安全性
・通常の堤防は越水が起こると土砂が削られ、破堤につながり甚大な被害を招く。万一の越水でも急速な崩壊を招かぬよう、裏法面を3%以内の緩やかな勾配としたものを高規格堤防という(スーパー堤防とも呼ぶ)

■表のり面被覆工法
・河川水の堤防への浸透を抑制することにより,洪水末期の水位急低下時の表のりすべり破壊に対する安全性を向上
・表のり面を難透水性材料(土質材料または人工材料)で被覆することにより、河川水の堤体への浸透および天端からの降雨浸透を抑え、堤体せん断力の低下を抑制

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参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26

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一言
・堤防の安全性照査はのり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピングの2つ。表のり面被覆工法は表のりすべり破壊に効く。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川の水理・水文解析 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-14 河川の水理・水文解析に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①準二次元不等流解析では,河道の低水路と高水敷の流速の差により発生する渦による抵抗を考慮することができる。
②一般に流域に降った降雨のうち河川へ流出しない降雨量を損失雨量といい,全体の降雨量から損失雨量を差し引いたものを有効雨量という。
③河床勾配の小さな河川では,水面勾配の変化の影響が無視できないほど大きくなり,水位と流量の関係が水位の上昇期と下降期でループを描くことがある。
④洪水波の波形は,必ず河川の流速と同じ速度で流下する。
⑤ マニングの平均流速公式によると,水路の平均流速は粗度係数の逆数に比例する。




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答え



×必ず河川の流速と同じ速度

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勉強メモ

■流れの計算
・三次元方向 (川の流れ方向 、横断方向 、深さ方向 )
・流れの計算方法, 等流,不等流,不定流
一次元解析, ◎, ◎, ◎
準二次元解析, -, ◎, -
二次元解析 ,-, ◎, ◎
準三次元解析 ,-, ◎, ○
三次元解析,-, ○ ,○
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no16/text16-2.pdf


■有効降雨と流出率、流出係数
・降雨のうち河川へ流出しない降雨量を損失雨量、全体の降雨量から損失雨量を差し引いたものを有効雨量
・有効降雨:一般に流域に降った降雨のうち河川へ流出する降雨分
・流出率:有効降雨の降雨全体に占める比率
・流出係数:流域内に降った総降雨量のうち、河川へ流出してきた雨量の割合を表す係数(密集市街地で0.9、一般市街地0.8、水田・山地0.7、畑・原野0.6)

ループ
・洪水時、河床勾配の緩やかな河川では、水位上昇期と下降期の同じ水位において流量を比較すると、水面勾配の影響を受けて、洪水上昇期の流量の方が多い現象が見られることがある。このような洪水データをH-Q図に描くと反時計周りの楕円状の軌跡となるため、これをループと呼んでいる。


■マニングの平均流速公式
・水路の平均流速は粗度係数の逆数に比例する
・水路の平均流速は水路の縦断勾配の平方根に比例する
・V=1/n・R^2/3・I^1/2  V:流速(m2/s) n:粗度係数 R:径深(m) I:勾配


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参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-28

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一言
・最近サボリ気味でまずい。有効雨量(降雨量-損失雨量))とマニング平均流速の公式(V=1/n・R^2/3・I^1/2)はよく出るようだ。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川・ダムの土砂 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-13 河川・ダムの土砂に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①河川の流砂のうち,ウォッシュロードは河床材料と交換が行われることなく河道を流下する形態の流砂である。
②河床の上昇文は低下の傾向は,摩擦速度の縦断方向の分布により推定することができ,上流の摩擦速度に比べて下流側の摩擦速度が大きければ,河床低下(侵食)傾向であることが予測される。
③限界掃流力とは,河床にある土砂が移動を開始するときの掃流力のことをいい,土砂の粒径によらず一定の値をとる。
④ダム貯水池の計画堆砂面形状は,水平にとってその上に有効貯水容量の配分を行っているが,実際は傾斜堆砂する。
⑤流れの中に静止している粒子が流水から受ける抵抗は,物体の影響のない点の流速の 2乗に比例する。


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答え



×土砂の粒径によらず一定の値
◯土砂の粒径によって異なる値


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勉強メモ

■ウォッシュロード
・河床砂礫よりも細かい粒径の土砂で構成されている流砂
・流速が遅くなってもなかなか沈殿しない
・河床材料と交換が行われることなく河道を流下する形態

■摩擦速度
・乱流の強さを表すパラメータ
・上流<下流であれば河床低下(侵食)傾向

■掃流力
・掃いたように流そうとする水の力で河床にある土砂や礫等が河床に接しながら滑動や跳躍あるいは転がりながら輸送されること
河床に静止していた土砂や礫等が移動を始める限界の掃流力を限界掃流力
・限界掃流力は土砂の粒径によって異なる値

■ダム貯水池の計画堆砂面形状
・水平にとってその上に有効貯水容量の配分を行っているが,実際は傾斜堆砂

■流水から受ける抵抗
・流れの中に静止している粒子が流水から受ける抵抗は,物体の影響のない点の流速の 2乗に比例

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参考
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-27


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一言
・掃流力はよくでるようだ、粒径によって限界は異なる。ウォッシュロードは沈殿しない流砂。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]単一管路の定常流れ [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

Ⅳ-12 単一管路の定常流れに関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①ピエゾ水頭は,位置水頭と圧力水頭の和である。
②流れ方向に管路の断面積が大きくなると,その前後で速度水頭は減少する。
③流れ方向に管路の断面積が小さくなっても,その前後で流量は変化しない。
④動水勾配は,管路の傾きとは無関係である。
⑤管路の途中で圧力水頭がゼロを少しでも下回ると,直ちに流れは中断する。



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答え



×直ちに流れは中断



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参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-25

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一言
・断面積が変化するときは速度水頭は変化するが流量は変わらない。動水勾配は水頭差なので傾きとは無関係。ピエゾ水頭は圧力水頭と位置水頭との和で、速度水頭抜き。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に開する法律(土砂災害防止法) [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

4-16 水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に開する法律(土砂災害防止法)に規定された水害・土砂災害の恐れのある区域に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
①水防法に規定された浸水想定区域とは、当該河川の洪水防御計画の基本となる降雨により、当該河川がはん濫した場合に浸水が想定される区域として指定するものであり、区域及び想定される水深を明らかにすることとされている。
②水防法に規定された浸水想定区域を指定することとされている河川は、国土交通大臣又は都道府県知事が気象庁長官と共同して洪水予報を行う河川として指定された河川のみである。
③水防法に規定された浸水想定区域及び土砂災害防止法に規定された土砂災害警戒区域の区域指定があったときは、当該区域を含む市町村においては、市町村地域防災計画において必要な避難方法や避難体制に関する事項を定めることとされている。
④土砂災害防止法に規定された土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域の指定は、国土交通大臣が定めた基本指針に従い、都道府県知事が行うこととされている。
⑤土砂災害防止法に規定された土砂災害特別警戒区域においては、住宅地分譲や社会福祉施設、学校及び医療施設といった災害時要援護者施設の建築が予定されている開発行為については、都道府県知事の許可を受けなければならない。


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答え

×洪水予報を行う河川として指定された河川のみである。


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勉強メモ

水防法
洪水又は高潮に際し、水災を警戒し、防ぎよし、及びこれに因る被害を軽減し、もつて公共の安全を保持することを目的
・水防活動は、この法律により定められた 「都道府県の水防計画」に応じた「市町村の水防計画」に基づき、具体的な活動を始める
・水防法に基づく洪水予報河川を指定 し、洪水のおそれがある場合、従来の国土交通大臣が行っていた洪水予報河川の指定及び洪水予報を、都道府県知事も行う。国土交通大臣または都道府県知事は その洪水予報河川について、浸水想定区域を公表。(H13改正)
・浸水想定区域を公表する河川の範囲の拡大、中小河川における洪水情報等の提供の充実、水防協力団体制度の創設、非常勤の水防団員に係る退職報償金の支給規定の創設。(H17改正)


土砂災害防止法
・土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域についての危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものです。(平成13年4月1日施行)


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参考サイト
・水防法:
・土砂災害防止法:http://www.mlit.go.jp/river/sabo/linksinpou.htm


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一言
・水防法の改正では国土交通大臣だけでなく都道府県知事にも権限が与えられた


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]砂防施設 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

4-15 砂防施設に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
①護岸は、流水による河岸の決壊や崩壊を防止するためのものと、流水の方向を規制してなめらかな流向にすることを目的としたものがある。
②砂防ダムの機能には、山脚固定、縦侵食防止、河床堆積物流出防止、土石塊の抑制又は抑止、流出土砂の抑制及び調節がある。
③砂防ダムの形式には、重力式コンクリートダム、アーチ式コンクリートダム等があるが、アーチ式コンクリートダムは、重力式コンクリートダムよりも地質条件の制約が少ない。
④床固工の機能は、縦侵食を防止して河床の安定を図り、河床堆積物の流出を防止し、山脚を固定するとともに、護岸等の構造物の基礎を保護することである。
⑤水制工の目的は、流水や流送土砂をはねて渓岸構造物の保護や渓岸侵食の防止を図ることと、流水や流送土砂の流速を減少させて縦侵食の防止を図ることである。

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答え

×地質条件の制約が少ない。
◯地質条件の制約が多い。


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勉強メモ
■護岸
・流水による河岸の決壊や崩壊を防止するためのもの
・流水の方向を規制してなめらかな流向にするものもある

■砂防ダムの機能
・山脚固定
・縦侵食防止
・河床堆積物流出防止
・土石流の抑制又は抑止
・流出土砂の抑制及び調節

■床固工
・縦侵食を防止して河床の安定を図り、河床堆積物の流出を防止し、山脚を固定するとともに、護岸等の構造物の基礎を保護する

■水制工
・洪水の主流を川の中心に向けたり、河岸付近の水流の勢いを弱め洗堀を防ぐなど、堤防、護岸の安全性を高める施設
・流水や流送土砂をはねて渓岸構造物の保護や渓岸侵食の防止を図る
・流水や流送土砂の流速を減少させて縦侵食の防止を図る

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一言
・砂防ダムにアーチ式は少ない。代表的な砂防ダムは富山にある。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川の水理・水文解析 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

4-14 河川の水理・水文解析に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
①降雨流出解析の一手法である合理式法は、流量の時間変化を算出することができる。
②一般に流域に降った降雨のうち河川へ流出する降雨分を有効降雨といい、有効降雨の降雨全体に占める比率を流出率と呼ぶ。
③縦断勾配が緩やかな河川では、洪水時の水位流量曲線は、水面勾配等の影響を受けて、1価関数とはならない場合がある。
④マニングの平均流速公式によると、水路の平均流速は水路の縦断勾配の平方根に比例する。
⑤河川水の流速分布は、対数分布則に従う場合、河床からの距離が大きくなるほど流速は大きくなる。


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答え


×流量の時間変化
◯ピーク流量

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勉強メモ
■合理式法
・合理式法はピーク流量を算出
・ピーク雨量を r(mm/時)、流出係数(地中への浸透を考慮するため)を f 、および流域面積を A(km2) とするとピーク流量 Q(m3/秒) はQ =(1/3.6)・f r A
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no14/text14-15.pdf

■有効降雨と流出率、流出係数
・有効降雨:一般に流域に降った降雨のうち河川へ流出する降雨分
・流出率:有効降雨の降雨全体に占める比率
・流出係数:流域内に降った総降雨量のうち、河川へ流出してきた雨量の割合を表す係数(密集市街地で0.9、一般市街地0.8、水田・山地0.7、畑・原野0.6)

■水位流量曲線(H-Q曲線)
・観測地点の水位(H)と流量(Q)の関係を求め、連続的に観測できる水位データにより、観測した水位に対応する流量を算出。H-Q曲線とは、この水位と流量の関係をグラフ化したもの。
・縦断勾配が緩やかだと一価関数(ある数値1つに対して1つの数値)にならない場合がある
http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/mizu/yougo/sect07.htm

■マニングの平均流速公式
・水路の平均流速は水路の縦断勾配の平方根に比例する。
・V=1/n・R^2/3・I^1/2  V:流速(m2/s) n:粗度係数 R:径深(m) I:勾配

■河川水の流速分布
・対数分布則に従う場合、河床からの距離が大きくなるほど流速は大きくなる。


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一言
・あとで追記しよう←とにかく追記した。


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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川の土砂移動 [河川、砂防及び海岸・海洋]

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問題

4-13 河川の土砂移動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
①無次元掃流力とは、流れが河床構成材料に及ぼす掃流力と抵抗力の比を表し、この値が大きいほど河床構成材料は移動しやすいといえる。
②ベーン工は、河道の湾曲部における流れの遠心力による二次流の影響を緩和することにより、河岸及び河床の侵食を抑制する構造物である。
③小規模河床波は、掃流力の変化に伴ってできる波動であり、水深や流速の変化により その形態が遷移する。
④アーマリングとは、河床を構成している土砂の細粒分だけが下流に流下し、河床面に大粒径の土砂だけが残る現象であり、細粒分を多く含む河川下流部で起こりやすい現象である。
⑤河川の流砂のうち掃流砂は、河床付近を河床と間断なく接触し、転動、滑動や小跳躍を繰り返しながら河道を流下する形態の流砂である。

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答え


×河川下流部で起こりやすい現象
◯河川上流部で起こりやすい現象


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勉強メモ
掃流力
・河床の土砂や礫などの移動物質を押し流す力のこと。
・土石流などの流れとは違い、河床にある物質を、ほうきで掃いたように流そうとするものであり、河床こう配や水深が大きくなるほど、掃流力は大きくなる。
http://www.dogi.co.jp/yamamoto/cal/tractive/tractive.html

■無元掃流力
・無次元掃流力とは、流れが河床構成材料に及ぼす掃流力と抵抗力の比を表し、この値が大きいほど河床構成材料は移動しやすい

■ベーン工
・河道の湾曲部における流れの遠心力による二次流の影響を緩和することにより、河岸及び河床の侵食を抑制する構造物
・写真→http://www.kasen.net/@2/naruse/04/vane/index.htm

■小規模河床波
・掃流力の変化に伴ってできる波動であり、水深や流速の変化により その形態が遷移する。

■アーマリング
・河床を構成している土砂の細粒分だけが下流に流下し、河床面に大粒径の土砂だけが残る現象
・細粒分を多く含む河川上流部で起こりやすい現象

■掃流砂
・河床付近を河床と間断なく接触し、転動、滑動や小跳躍を繰り返しながら河道を流下する形態の流砂

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参考サイト
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt098j/0905_03_featurearticles/0905fa02/200905_fa02.html

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一言
・上流にダムができてアーマリング現象で礫しか残らなくなってしまうんだそうだ。
・バスの中で勉強したが全部消えたのはブログの欠点。

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