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[専門][鋼構造及びコンクリート]道路橋の設計で用いられる荷重 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-20 「道路橋示方書(I共通編)・同解説(平成14年3月)」に規定される、我が国の道路橋の設計で用いられる荷重に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 都道府県道の橋の設計で用いる低荷重は、B活荷重である。
(2) 吊橋の主ケーブル及び補剛げたを設計する場合、活荷重による衝撃は考慮しない。
(3) 鋼矢板などたわみやすい構造に作用する土圧の計算には、クーロン土圧を用いる。
(4) 吊橋、斜張橋などのたわみやすい橋については、風による動的な影響を考慮して設計する。
(5) 設計で用いる基準温度は、気候が普通の地方と寒冷な地方とで異なっている。

答え

×クーロン土圧を用いる
○クーロン土圧を用いてはならない

勉強メモ
■活荷重
・B活荷重は重要な路線、大型車交通量の多い路線を対象(主要市道以上)
・A活荷重は大型車交通量の少ない道路を想定しており、B活荷重に比べ荷重条件が緩和
・T荷重が大型トラック単体を想定、L荷重は交通荷重群をモデル化したもの
・T荷重は床版の設計
・L荷重は主桁や主構など橋全体の設計(等分布荷重)

■鋼矢板などたわみやすい構造物に作用する土圧は複雑な曲線分布を示すので、この場合にはクーロン土圧を用いてはならない

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-21

一言
たわみやすい構造にはクーロン土圧ダメ、活荷重はAよりBが重要。

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