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溶接構造用圧延鋼材 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-10 溶接構造用圧延鋼材(以下,鋼材)に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

① わが国の鋼材の規格でのA種,B種,C種は,引張強さによって分類されている。
② 鋼材は,一般に温度が下がると延性的な破壊からぜい性的な破壊へと移行する。
③ 鋼材のヤング率は,鋼材の強度レベルが変わってもほとんど変わらない。
④ 明隙な降伏点を示さない鋼材については,永久ひずみがO.2%となる応力を耐力σ0.2と称し,降伏点の代わりに用いることが多い。
⑤ 鋼材の高サイクル疲労に最も影響する因子は,繰り返される応力の変動幅とその繰返し回数である。

答え

×引張強さによって分類
○成分の違いによって分類

勉強メモ


参考サイト


一言

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コンクリート [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-9 コンクリートに関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

① コンクリートの引張強度は,一般に「コンクリートの割裂引張強度試験方法」によって求める。
② コレクリートの中性化速度は,一般に水セメント比が大きくなるほど遅くなる。
③ コンクリートの圧縮強度は,一般に水セメント比が大きくなるほど小さくなる。
④ コンクリートの乾燥収縮は,一般に単位水量が多いほど大きくなる。
⑤ コンクリートの凍害対策の1つとして,水セメント比を小さくすることが挙げられる。

答え

×水セメント比が大きくなるほど遅く
○水セメント比が大きくなるほど早く

勉強メモ


参考サイト


一言
水セメント比は低いほうが強い。

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道路橋の耐震設計 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-8 「道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編(平成14年3月)」で規定される,わが国の道路橋の耐震設計に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

① 橋の重要度は,道路種別及び橋の機能・構造に応じて,重要度が標準的な橋と特に重要度が高い橋の2つに区分されている。これらのうち,特に重要度が高い橋のことを「A種の橋」という。
② 橋の耐震設計においては,レベル1地震動とレベル2地震動の2段階のレベルの設計地震動を考慮するものとされている。これらのうち,橋の供用期間中に発生する確率が高い地震動は「レベル1地震動」である。
③ 橋の耐震性能として,「耐震性能1」,「耐震性能2」,「耐震性能3」の3段階のレベルが設定されている。これらのうち,「地震によって橋としての健全性を損なわない性能」は「耐震性能1」である。
④ 橋の耐震性能照査方法として,「静的照査法]と「動的照査法]の2つがある。これらのうち,高次モードの影響が懸念される構に適用できる照査方法は「動的照査法」である。
⑤ 橋の支承部の構造として,「タイプAの支承部」と「タイプBの支承部]の2つの構造がある。これらのうち,レベル2地震動により生じる水平力に対して変位制限構造と補完し合って抵抗する構造は「タイプAの支承部」である。

答え

×A種の橋
○B種の橋

勉強メモ
・A種は標準的、B種は重要素が高い
・レベル1地震動は高確率、レベル2地震動は低確率
・地震によって橋としての健全性を損なわない性能は「耐震性能1」
・レベル2地震動により生じる水平力に対して変位制限構造と補完し合って抵抗する構造は「タイプAの支承部」

参考サイト


一言
重要度はA<B、地震動の大きさはレベル1<レベル2

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単純梁のたわみ量 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-6 下図に示すように,長さL(mm)の梁ABの点Cに集中荷重3P(N)が作用している。このとき,点Cの鉛直方向変位の大きさδc(mm)として,正しいものは①~⑤のうちどれか。なお,梁ABの断面2次モーメントは2I(mm4),ヤング率はE(N/mm2)であり,せん断変形は無視するものとする。

(A端から1/3の距離に3Pの集中荷重)

①PL^3/81EI  ②2PL^3/81EI  ③PL^3/27EI  ④4PL^3/81EI  ⑤5PL^3/81EI

答え


勉強メモ
単純梁のたわみ量=PL^3/48EI

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-19

一言
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[専門][鋼構造及びコンクリート]道路橋の設計で用いられる荷重 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-20 「道路橋示方書(I共通編)・同解説(平成14年3月)」に規定される、我が国の道路橋の設計で用いられる荷重に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 都道府県道の橋の設計で用いる低荷重は、B活荷重である。
(2) 吊橋の主ケーブル及び補剛げたを設計する場合、活荷重による衝撃は考慮しない。
(3) 鋼矢板などたわみやすい構造に作用する土圧の計算には、クーロン土圧を用いる。
(4) 吊橋、斜張橋などのたわみやすい橋については、風による動的な影響を考慮して設計する。
(5) 設計で用いる基準温度は、気候が普通の地方と寒冷な地方とで異なっている。

答え

×クーロン土圧を用いる
○クーロン土圧を用いてはならない

勉強メモ
■活荷重
・B活荷重は重要な路線、大型車交通量の多い路線を対象(主要市道以上)
・A活荷重は大型車交通量の少ない道路を想定しており、B活荷重に比べ荷重条件が緩和
・T荷重が大型トラック単体を想定、L荷重は交通荷重群をモデル化したもの
・T荷重は床版の設計
・L荷重は主桁や主構など橋全体の設計(等分布荷重)

■鋼矢板などたわみやすい構造物に作用する土圧は複雑な曲線分布を示すので、この場合にはクーロン土圧を用いてはならない

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-21

一言
たわみやすい構造にはクーロン土圧ダメ、活荷重はAよりBが重要。

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[専門][鋼構造及びコンクリート]コンクリート [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-9 コンクリートに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) コンクリートのワーカビリティーの判定に用いられるスランプ試験やスランプフロー試験は,JISに規定されており、現場において簡便に行うことのできる方法として普及している。
(2) コンクリートに混入した空気は、コンクリートの強度を低下させたり、コンクリート中の鉄筋を腐食させたりする原因となるため、人工的に混入させてはならない。
(3) 一般の土木工事に使用されるコンクリートの圧縮強度は、5~15N/mm2程度であるが、高強度コンクリートと呼ばれるコンクリートの圧縮強度は、その倍の30N/mm2程度である。
(4) コンクリートの圧縮強度は、一般に水セメント比が大きいほど大きくなり、コンクリートの耐久性も向上する。
(5) コンクリートの引張強度は、圧縮強度や曲げ強度に比べて低く、圧縮強度の1/3程度である。


答え



勉強メモ
① ◯スランプ試験やスランプフロー試験は現場で簡便に行える
② ×空気は~人工的に混入させてはならない
  ◯人工的に空気を混和させるAE剤でワーカビリチー改善、単位水量の減少、凍結融解への抵抗性向上の効果あり
③ ×高強度コンクリートの圧縮強度は30N/mm2
  ◯高強度コンクリートの圧縮強度は60~80N/mm2
④ ×コンクリートの圧縮強度は水セメント比が大きいほど大きくなり
  ◯コンクリートの圧縮強度は水セメント比が大きいほど小さくなり、
⑤ ×コンクリートの引張強度は~圧縮強度の1/3程度
  ◯コンクリートの引張強度は~圧縮強度の1/10~1/13程度

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-23

一言
圧縮強度は水セメント比が大きいほど小さい

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[専門][鋼構造及びコンクリート]溶接継手 [鋼構造及びコンクリート]

問題
4-8 溶接継手に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 炭素当量Ceqは、鋼材の溶接性を示す指標として、しばしば用いられる。
(2) 溶接時の溶融凝固によって起こる割れを低温割れという。
(3) 通常、溶接棒は、接合しようとする鋼母材の静的強度と同等以上の強度のものが用いられる。
(4) 溶接入熱量が大きすぎると溶接金属部、熱影響部のじん性値が低下するなどの問題が生じるため、入熱量を制限することが多い。
(5) 高強度鋼や極厚の鋼板の溶接では、溶接割れを防ぐなどの健全な溶接を得るために予熱処理などの前処理が必要となることが多い。


答え

×低温割れ
◯高温割れ

勉強メモ
高温割れ
・溶接部における溶接欠陥のうち、割れ状となって発生する溶接割れの一種
・溶接金属或いは熱影響部が高温にあるときに発生する割れで、一般には凝固割れと液化割れとに分けられる

低温割れ
・溶接を行った後、溶接部の高温が常温付近に低下してから発生する割れの総称
・熱影響部や溶接金属において溶接加工中、あるいは数日中に発生する割れで、溶接金属中に導入される水素が大きく関係し、遅れ割れの傾向を示す

■炭素当量Ceq
・鋼材の溶接性を示す指標

■溶接棒
・接合しようとする鋼母材の静的強度と同等以上の強度のものを使用

■溶接入熱量
・溶接入熱量が大きすぎると溶接金属部、熱影響部のじん性値が低下するなどの問題が生じる

■予熱処理
・高強度鋼や極厚の鋼板の溶接における溶接割れを防ぐための前処理

一言
・凝固、液化が高温割れ、水素が関係するのが低温割れ

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[専門][鋼構造及びコンクリート]セメント [鋼構造及びコンクリート]

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問題

Ⅳ-11 セメントに関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①早強ポルトランドセメン卜は,普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ3日で得られる特性を持っており,緊急工事,寒冷期の工事などに使用される。
②超早強ポノレトランドセメントは,普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ 1日で得られる特性を持っており,緊急補修用などに使用される。
③高炉セメントは,フライアッシュ微粉末を混合したセメントであり,長期強度の増進が大きく,耐海水性や化学抵抗性に優れている。
④中庸熱ボルトランドセメントは,普通ポルトランドセメントに比べ,水和熱が低く,長期強度に優れ,ダムなどのマスコンクリートに使用される。
⑤低熱ボルトランドセメントは,材齢初期の圧縮強さは低いが,長期において強さを発現する特性を持っており,高流動コンクリート,高強度コンクリートに使用される。





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答え


×フライアッシュ微粉末
◯高炉スラグ微粉末


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勉強メモ

■普通ポルトランドセメント
・最も汎用性の高い一般的な「普通のセメント」
・一般的な工事・構造物に使用

■早強ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ3日で得られる特性
・緊急工事,寒冷期の工事などに使用

■超早強ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ 1日で得られる特性
・緊急補修用などに使用

■中庸熱(ちゅうようねつ)ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントに比べ,水和熱が低く,長期強度に優れ,ダムなどのマスコンクリートに使用


■低熱ポルトランドセメント
・水和熱がさらに軽減。中庸熱ポルトランドセメントと同様、長期強度に優れる、収縮が小さい、化学抵抗性が大きいという特徴
・初期強度は低い
・マスコンクリートとして使用

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勉強メモ
・ポルトランドセメントの普通は7日、早強は3日、超早強は1日、中庸熱は長期でダムなど、低熱も長期だが初期に弱い

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[専門][鋼構造及びコンクリート]コンクリートの劣化現象 [鋼構造及びコンクリート]

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問題

Ⅳ-10 コンクリートの劣化現象に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①アルカリシリカ反応とは,骨材中に含まれるアルカリシリカ鉱物や炭酸塩岩を有する骨材がコンクリート中の酸性水溶液と反応して,コンクリートに異常な収縮やひび割れを発生させる劣化現象をいう。
②塩害とは,コンクリート中の鋼材の腐食が塩化物イオンにより促進され,コンクリートのひび割れやはく離,鋼材の断面減少を引き起こす劣化現象をいう。
③中性化とは,二酸化炭素がセメント水和物と炭酸化反応を起こし,コンクリートの空隙中の水分のpHを低下させることで,鋼材の腐食が促進され,コンクリートのひび割れやはく離,鋼材の断面減少を引き起こす劣化現象をいう。
④凍害とは,コンクリート中の水分が凍結と融解を繰返すことによって,コンクリート表面からスケーリング,微細ひび割れ及びポップアウトなどの形で劣化する現象をいう。
⑤化学的侵食とは,酸性物質や硫酸イオンとの接触によりコンクリート硬化体が分解したり,化合物生成時の膨張庄によってコンクリートが劣化する現象をいう。


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答え


×酸性水溶液と反応して,コンクリートに異常な収縮やひび割れを発生させる
アルカリ性水溶液と反応して,コンクリートに異常な膨張やひび割れを発生させる

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勉強メモ

■アルカリシリカ反応
・アルカリ骨材反応の一種で我が国で報告されているもの
・セメント中のナトリウムやカリウムのアルカリイオンと反応性骨材が湿度の高い条件下で反応し、コンクリートに膨張ひび割れを生じさせる

(アルカリシリカ反応の抑制方法)
①低アルカリ形のセメントの使用
②高炉セメント、フライアッシュセメントの使用
③コンクリート中の全アルカリ量をある限度以下に抑える

■塩害
・コンクリート中の鋼材の腐食が塩化物イオンにより促進され,コンクリートのひび割れやはく離,鋼材の断面減少を引き起こす劣化現象

(塩害の抑制方法)
①コンクリートに含まれる塩化物の総量を低く
②コンクリートを低スランプ・低水セメント比と配合し、締固めや養生を十分にで耐久的なコンクリートとする
③鉄筋のかぶりを十分に
④コンクリート表面の塗装や防錆剤の使用により塩化物を遮断
⑤耐塩鉄筋などの防錆鉄筋を使用

■中性化
・二酸化炭素がセメント水和物と炭酸化反応を起こし,コンクリートの空隙中の水分のpHを低下させることで,鋼材の腐食が促進され,コンクリートのひび割れやはく離,鋼材の断面減少を引き起こす劣化現象

■凍害
・コンクリート中の水分が凍結と融解を繰返すことによって,コンクリート表面からスケーリング,微細ひび割れ及びポップアウトなどの形で劣化する現象

■化学的侵食
・酸性物質や硫酸イオンとの接触によりコンクリート硬化体が分解したり,化合物生成時の膨張庄によってコンクリートが劣化する現象

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一言
・アルカリシリカ反応はアルカリイオン、塩害は塩化物イオン、中性化は二酸化炭素、凍害は水分、化学的侵食は酸性物質や硫酸イオン


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[専門][鋼構造及びコンクリート]鋼材の引張試験 [鋼構造及びコンクリート]

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問題

Ⅳ-9 鋼材の引張試験の用語に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①引張強さとは,最大引張荷重を試験片の平行部の原断面積で除した値のことである。
②降伏比とは,上降伏点に対する下降伏点の割合のことである。
③破断伸びとは,試験片破断後における永久伸びのことである。
④一様伸びとは,試験片平行部がほぼ一様に変形する永久伸びの限界値のことである。
⑤全伸びは,一様伸びと局部伸びとの和である。


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答え


×上降伏点に対する下降伏点の割合
◯引張強さに対する降伏点(上降伏点)の割合

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勉強メモ

■引張強さ
・最大引張荷重を試験片の平行部の原断面積で除した値

■降伏比
・引張強度に対する降伏強度の比率
・降伏比が高い:引張強度と降伏強度に差がないということから、すぐに破断してしまう

■降伏伸び
・引張試験の経過中、試験片平行部が降伏し始めたときから、ほぼ一定の応力状態でひずみが増加し、次に滑らかに応力が増加し始めるまでの標点間の長さの変化の標点距離に対する百分率

■破断伸び
・試験片破断後における永久伸び

■一様伸び
・引張試験において、試験片平行部がほぼ一様に変形する永久伸びの限界値
・最大引張荷重に対応する永久伸び

■局部伸び
・引張試験において、一様伸びに達した後、試験片の一部が局部的な断面収縮によってくびれを生じて破断に至るまでの永久伸び。

■全伸び
・一様伸びと局部伸びとの和。


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参考サイト
http://is.jisw.com/01210/post_87.html


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一言
・伸びは言葉が沢山あるな。降伏伸び→破断伸び、全伸び=一様伸び+局部伸び

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