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河川・ダムの計画 [河川、砂防及び海岸・海洋]

問題
4-14 河川・ダムの計画に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

① 洪水防御計画における基本高水は,既存の発電ダム,洪水調節ダム,遊水池等が操作規則に従って洪水時の操作を行うものとして算定する。
② 洪水の貯留現象を考慮する必要がない河川における流出計算には,合理式法を用いることができる。
③ トンネル構造による河川においては,計画上設定される流量に対してトンネル断面の設計に用いる設計流量を割増しする必要がある。
④ フィルダムでは,万が一洪水が堤体を越流した場合の危険性を考慮して,コンクリートダムの場合のダム設計洪水流量の1.2倍の流量をダム設計洪水流量とする。
⑤ 計画高水位が定められている河川で河道計画の見直しを行う場合には,原則として既往の計画高水位を上回らないよう定める。


答え

×洪水調節ダム,遊水池等が操作規則に従って洪水時の操作を行う
○洪水調節ダム,遊水池等は存在しないものとして洪水時の操作を行う


勉強メモ
・基本高水はダム、遊水地などの洪水調整施設は存在しないものとし、発電ダム等の利水ダムについては操作規則に従った洪水時の操作を行う。
・合理式法:洪水時のピーク流量を予測するための手法、小流域の河川に適用
・トンネル構造の河川は設計流量を割増剃る必要あり
・フィルダムはコンクリートダムの1.2倍の流量をダム設計洪水流量とする

参考サイト


一言
基本高水は洪水調整施設は存在しないものとする

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