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[専門][鋼構造及びコンクリート]セメント [鋼構造及びコンクリート]

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問題

Ⅳ-11 セメントに関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①早強ポルトランドセメン卜は,普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ3日で得られる特性を持っており,緊急工事,寒冷期の工事などに使用される。
②超早強ポノレトランドセメントは,普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ 1日で得られる特性を持っており,緊急補修用などに使用される。
③高炉セメントは,フライアッシュ微粉末を混合したセメントであり,長期強度の増進が大きく,耐海水性や化学抵抗性に優れている。
④中庸熱ボルトランドセメントは,普通ポルトランドセメントに比べ,水和熱が低く,長期強度に優れ,ダムなどのマスコンクリートに使用される。
⑤低熱ボルトランドセメントは,材齢初期の圧縮強さは低いが,長期において強さを発現する特性を持っており,高流動コンクリート,高強度コンクリートに使用される。





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答え


×フライアッシュ微粉末
◯高炉スラグ微粉末


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勉強メモ

■普通ポルトランドセメント
・最も汎用性の高い一般的な「普通のセメント」
・一般的な工事・構造物に使用

■早強ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ3日で得られる特性
・緊急工事,寒冷期の工事などに使用

■超早強ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントが材齢 7日で発現する強さがほぼ 1日で得られる特性
・緊急補修用などに使用

■中庸熱(ちゅうようねつ)ポルトランドセメント
・普通ポルトランドセメントに比べ,水和熱が低く,長期強度に優れ,ダムなどのマスコンクリートに使用


■低熱ポルトランドセメント
・水和熱がさらに軽減。中庸熱ポルトランドセメントと同様、長期強度に優れる、収縮が小さい、化学抵抗性が大きいという特徴
・初期強度は低い
・マスコンクリートとして使用

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勉強メモ
・ポルトランドセメントの普通は7日、早強は3日、超早強は1日、中庸熱は長期でダムなど、低熱も長期だが初期に弱い

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