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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]河川堤防 [河川、砂防及び海岸・海洋]

問題
4-12 河川堤防に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 河川堤防の浸透に対する安全性の照査は、のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピング破壊について行う。
(2) 洪水時の流水に対しては、粘性土より重量のある砂礫質で表のり面を被覆した河川堤防が洗掘されにくい。
(3) 余裕高とは、河川堤防の構造上必要とされる高さの余裕であり、計画上の余裕は含まない。
(4) 河川堤防のり面においては、その強度維持及び外観点検のために、適切な回数の除草を行うものとする。
(5) 河川堤防の浸透水を安全に排水する場合には、必要に応じてドレーン工を設けるものとする。

答え

×粘性土より重量のある砂礫質で表のり面を被覆した河川堤防が洗掘されにくい
◯砂礫質より透水性の低い粘性土で表のり面を被覆した河川堤防が洗掘されにくい

勉強メモ
■河川堤防の浸透に対する安全性照査
法面のすべり破壊 すべり安全率 FS >1.2
基礎地盤のパイピング 局所動水勾配i≦0.5

■表のり面被覆工法
・河川水の堤防への浸透を抑制することにより,洪水末期の水位急低下時の表のりすべり破壊に対する安全性を向上
表のり面を難透水性材料(土質材料または人工材料)で被覆することにより、河川水の堤体への浸透および天端からの降雨浸透を抑え、堤体せん断力の低下を抑制

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-05-17
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26

一言
河川堤防の浸透に対する安全性照査は、のり面のすべり破壊と基礎地盤のパイピング破壊

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