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[専門][河川、砂防及び海岸・海洋]砂防施設 [河川、砂防及び海岸・海洋]

問題
4-14 砂防施設に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 透過型砂防えん堤は、土石塊を捕捉し減勢する施設として用いられ、土石塊により透過部を閉塞させて土石塊を捕捉することを基本とする。
(2) 床固工は、渓床の縦侵食防止や渓床堆積物の再移動防止のための施設として用いられ、その計画において落差を与えないことに留意する。
(3) 水制工は、流水の流向制御及び流路幅の限定によって渓岸の侵食・崩壊を防止する施設として用いられ、原則として渓床勾配が急でないところに計画する。
(4) 護岸工は、渓岸の侵食・崩壊を防止する施設として用いられ、渓流内の自然度が高くなるように配慮した計画とするのが望ましい。
(5) 導流工は、土石流などを安全に下流域に導流する施設として用いられ、原則として掘り込み方式として計画する。

答え

×落差を与えないことに留意する


勉強メモ
透過型砂防えん堤
・流れてくる土砂は貯めずに下流に流し、土石流が起きた場合にだけ土砂や流木を食い止める働きを持つ
http://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/sand/west/page3/index04.html

■床固工
・縦侵食を防止して河床の安定を図り、河床堆積物の流出を防止し、山脚を固定するとともに、護岸等の構造物の基礎を保護する
・河川を横断して設置
上下流に落差を生じさせる「落差工」落差を生じさせない「帯工」の2つがある

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-05-19
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-29

一言
落差工と帯工はどちらも床固工

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