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[専門][都市及び地方計画]土地区画整理 [都市及び地方計画]

問題
Ⅳ-26 土地区画整理に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
①1919年の都市計画法において,耕地整理の手法が土地区画整理として組み入れられた。
②関東大震災後において,土地区画整理に関する特別都市計画法が制定され,震災復興が急速に進められた。
③第二次世界大戦後において,戦災市街地の復興と公共施設整備のために,土地区画整 理が大規模に実行に移され,戦災都市の市街地形成の基礎をつくった。
④土地区画整理事業では,公共用地を土地の減歩によって生み出すので,整理後の宅地 の面積は整理前に比べて増加する。
⑤土地区画整理事業において,減歩面積の従前の宅地の面積に対する比率を減歩率いう。


答え

×増加
◯減少


勉強メモ
減歩
道路、公園などの公共施設の整備のために必要な公共用地と、事業費を生み出すために必要な保留地は、地権者から土地の一部を提供させることにより確保する。これにより土地が減少する事を減歩(げんぶ)と呼ぶ。減歩には、公共用地のための減歩(公共減歩)、保留地のための減歩(保留地減歩)があり、両者を合計したものを合算減歩と呼ぶ。
減歩面積の従前の宅地の面積に対する比率を減歩率

■換地
換地とその従前地(施行前の宅地)の位置、地積、土質、水利、利用状況、環境等が照応するように定めなければならないとされている。これを照応の原則と呼ぶ。


参考サイト
http://www.mlit.go.jp/crd/city/sigaiti/shuhou/kukakuseiri/kukakuseiri01.htm


一言
げんでなくてげんね。都市計画法(旧法)が定められたのは1919年(大正8年)で、1968年(昭和43年)の高度成長に対応した新法にあわせて廃止。


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