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[専門][施工計画]施工法 [施工計画]

問題
4-31 施工法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 大規模掘削工事におけるベンチカットエ法は、掘削対象の最上部に平坦なベンチ盤を造成し、削岩機で垂直あるいは斜めの穿孔を行って発破により階段状に切り下がる工法である。
(2) サンドコンパクションパイルエ法は、軟弱粘性土地盤中に多数の他社を設けて間隙水の排水距離を短くし、圧密を早期に収束させて地盤強度を向上させる工法である。
(3) 打込み杭工法は、既製杭に衝撃力を加えることにより地中に貫入、打設するものであり、衝撃力としては抗頭部を打撃するものと振動を加えるものとに大別される。
(4) 静的破砕工法は、破破砕体に削岩機で孔をあけ、中に水と練り混ぜた膨張性の破砕剤を充填し、これが硬化膨張することによる圧力でひが割れを発生させることにより破砕する工法である。
(5) RCD工法は、セメント量を減じたノースランプの超硬練りコンクリートをダンプトラックなどで運搬し、ブルドーザで敷均し、振動ローラで締め固める全面レアー打設する工法である。

答え

×サンドコンパクションパイル工法
◯サンドドレーン工法

勉強メモ
■サンドコンパクションパイル工法
強固に締固めた砂杭を地中に造成して地盤を改良する工法で、粘性土地盤では複合地盤を形成し、せん断抵抗力を増すとともに沈下を早期に安定させ圧密沈下量を低減させる。

■サンドドレーン工法
軟弱な粘性土地盤中にケーシングパイプを貫入し、パイプ内の砂を排出しながら引抜き、鉛直の砂杭を多数打設して排水距離の短縮を図り圧密を促進する工法である。

参考サイト


一言
1週間ぶりになってしまった。
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[専門][施工計画]建設工事の安全管理 [施工計画]

問題
4-30 建設工事の安全管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) バックホウは掘削機械であり、いかなる場合であっても荷の吊り上げに使用してはならない。
(2) 墜落災害の防止のため、高さ2m以上で墜落の危険のある箇所で作業を行う場合には作業床を設置しなければならない。これが困難なときは、墜落による労働者の危険を防止する措置を講じなければならない。
(3) 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所に設置する手すりの高さは75cm以上必要である。
(4) 砂から成る地山の手掘り掘削作業の危険の防止のために、掘削面の勾配は35度以下、又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。
(5) 酸素欠乏の状態とは、空気中の酸素の濃度が18%未満である状態をいう。

答え

×いかなる場合であっても荷の吊り上げに使用してはならない

勉強メモ
■墜落災害の防止
高さ2m以上で墜落の危険のある箇所で作業を行う場合には作業床を設置
・手すりの高さは75cm以上必要

■労働安全衛生規則による手掘り勾配
【岩盤または堅い粘土】   5m未満   勾配90°
                 5m以上   勾配75°
【その他】            2m未満  勾配90°
                2~5m未満  勾配75°
                  5m以上  勾配60°
【砂】        勾配35°以下、または高さ5m未満
【発破等で崩壊しやすい状態になっている地山】勾配45°以下、または高さ2m未満

■酸素欠乏
・酸素欠乏の状態とは、空気中の酸素の濃度が18%未満である状態

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-05-31

一言
手掘りの岩盤は5m未満で勾配90度、砂は5m未満または勾配35度


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[専門][都市及び地方計画]幹線交通網評価に用いる4段階推定法 [都市及び地方計画]

問題
4-29 幹線交通網評価に用いる4段階推定法に開する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 分析単位となるゾーンは、調査閲域と周辺地域を分割して設定され、発生・集中量の大きい都市圈中心部では大きなゾーン区分になるのに対し、都市圈周辺部では紬かなゾーン区分となるのが通例である。
(2) ゾーン別発生量、集中屋の推定には、原単位法、クロス分類法、重回帰モデル法が使われている。
(3) 分布交通量の推定に用いられるフレーター法は、現在パターン法の一つである。
(4) 交通手段別分担交通量の推定に用いられる集計ロジットモデルは、パラメータ推定か容易であり、線形モデルに比べて推計分担率が必ずOと1の間におさまる利点がある。
(5) 配分交通量の推定に用いられる最適配分には、利用者最適(等時間配分)とシステム最適(総走行時間最小)がある。

答え


×発生・集中量の大きい都市圈中心部では大きなゾーン区分になるのに対し、都市圈周辺部では紬かなゾーン区分
○発生・集中量の大きい都市圈中心部では細かなゾーン区分になるのに対し、都市圈周辺部では大きなゾーン区分

勉強メモ

参考サイト

一言
最適配分には利用者最適(等時間配分)とシステム最適(総走行時間最小)

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[専門][都市及び地方計画]都市計画の地域制 [都市及び地方計画]

問題
4-28 都市計画の地域制などに開する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 容積率とは、建築物の各階の床面積の合計(地階も含む、ただし全床面積の1/5までの駐車借用床面積は含まない)を建築面積(地面に投影した最大床面積)で除したものである。
(2) 建ぺい率とは、建築物の建築面積の敷地面積に対する割合である。
(3) 斜線制限とは、日照・通風・採光など都市生活に一定の空間条件を確保する目的で、隣地や道路の境界からある範囲内で建築を制限する限界線のことである。
(4) 日影規制は、用途地域のうち商業地域、工業地域及びエ業専用地域にはない。
(5) 再開発事業などで建築敷地の中に公開空地を取り込むような場合には、この公開空地と建築物の設計を一体として設計し、建築物の制限容積率に一定のボーナス(拡大)を与える制度がある。

答え

×容積率とは、建築物の各階の床面積の合計を建築面積で除したもの
○容積率とは、建築物の各階の床面積の合計を敷地面積で除したもの

勉強メモ
■容積率と建ぺい率
容積率=延べ床面積/敷地面積
建ぺい率=建築面積/敷地面積

■斜線制限
日照・通風・採光など都市生活に一定の空間条件を確保する目的で、隣地や道路の境界からある範囲内で建築を制限する限界線

■日影規制
・敷地境界から、5m、10mの測定ラインを設定してそのラインを越えて一定以上の日影を生じさせないように建築物の形態を制限する(商業地域、工業地域及びエ業専用地域は除く)

参考サイト

一言
分母は敷地面積、分子が延べ床面積が容積率、建築面積が建ぺい率

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[専門][都市及び地方計画]国土形成計画 [都市及び地方計画]

問題
4-27 国土形成計画に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 国土形成計画とは、国土の利用、整備、保全を推進するための総合的かつ基本的な計画である。
(2) 国土形成計画は、全国計画と地方総合開発計画からなる。
(3) 全国計画の作成手続においては、国土交通大臣は国民の意見を反映させるために必要な措置を講じなければならない。
(4) 都道府県・指定都市は、全国計画又はその変更の案の作成について、素案を添えて、国土交通大臣に対し提案することができる。
(5) 全国計画作成後一定期間経過したときには、政策評価法に基づく政策評価(政策レビュー)を行うこととする。

答え


×全国計画と地方総合開発計画
○全国計画と広域地方計画

勉強メモ
国土形成計画
・国土の利用、整備、保全を推進するための総合的かつ基本的な計画
・5次にわたる全国総合開発計画代って策定 2008.7閣議決定
・量から質へ 成熟社会の計画
・全国計画と広域地方計画(北海道と沖縄を除く8つのブロック)

参考サイト
http://www.kokudokeikaku.go.jp/plan/index.html

一言
・2008年、全総の代わりに国土形成計画で量から質への転換

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[専門][鉄道]鉄道工学における停車場 [鉄道]

問題
4-26 鉄道工学における停車場に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) プラットホームの有効長は、原則として、そこに発着する列車の中の旅客車の長さ以上でなければならない。
(2) 一般的に、プラットホームの幅は、両側使用の場合は中央部2m以上、端部1.5m以上、片側使用の揚合は中央部3m以上、端部2m以上としている。
(3) プラットホームの高さは、車両の乗除目の床面とできる限り平らになるようにする。
(4) 旅客用通路や階段の幅は、流動に支障のないようにする必要があり、一般に1.5m以上としている。
(5) 一目当たりの平均的な利用音数が5,000人以上である鉄道駅については、原則としてすべての鉄道駅についてバリアフリー化施設整備を進める必要がある。

答え

×両側使用の場合は中央部2m以上、端部1.5m以上、片側使用の揚合は中央部3m以上、端部2m以上
○両側使用の場合は中央部3m以上、端部2m以上、片側使用の揚合は中央部2m以上、端部1.5m以上

勉強メモ

参考サイト

一言
鉄道の場合は通路幅や階段幅は1.5mが基準

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[専門][トンネル]トンネルの山岳工法で用いられるロックボルトの作用効果 [トンネル]

問題
4-25 トンネルの山岳工法で用いられるロックボルトの作用効果に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 亀裂の発達した中硬岩、硬岩地山の場合、亀裂によって区切られた不安定な岩塊を瀕部の地山と一体化し、そのはく落や抜け落ちを抑止する。
(2) 中硬岩、硬岩地山の場合、亀裂に交差してロックボルトを打設すると、亀裂面のせん断強度が向上し、見かけの物性改良効果が期待できる。
(3) 軟岩地山、土砂地山の場合、ロックボルトに発生するせん断力が吹付けコンクリートを介して坑壁に作用することで見かけの内圧効果が発揮され、周辺地山の塑性化とその拡大を抑制する。
(4) 吹付けコンクリートと地山の付着が損なわれた場合、ロックボルトが吹付けコンクリートを地山に縫い付けることによって、荷重を支持することが期待できる。
(5) 強度の小さい軟岩地山、土砂地山の場合、ロックボルトの打設によって地山のせん断抵抗が増加して降伏後の残留強度も向上し、見かけの物性改良効果が期待できる。


答え

×せん断力
○軸力

勉強メモ
■ロックボルトの作用効果
(1)内圧効果:軸力が内圧として作用
(2)縫いつけ効果(吊り下げ効果):岩塊を地山に固定
(3)吹き付け支持効果:吹き付けコンクリートを地山に縫いつけ
(4)アーチ形成効果:地山が一応に変形しアーチを形成
(5)地山物性改良効果:せん断抵抗力の増大

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-06-03

一言
軸力で内圧とアーチ形成、打接で縫いつけと吹き付け、せん断で地山物性改良

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[専門][トンネル]シールドトンネル [トンネル]

問題
4-24 シールドトンネルに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 土圧シールドエ法は、沖積の砂礫、砂、シルト、粘土などの固結度が低い軟弱地盤、洪積地盤及び硬軟入りまじっている互層地盤など、土質面から最も適用範囲の広い工法である。
(2) シールドトンネルのセグメントと地山との間の空隙(テールボイド)に充填材を注入することを裏込め注入という。
(3) 立坑は、シールドの投入と搬出、方向転換、組立と解体、掘進中の土砂の搬出、資機材の搬入と搬出などのための作業坑である。
(4) セグメントの継手面には、トンネルとしての止水性を確保するために、シール材などによる止水工を施さなければならない。
(5) トンネルの地中接合部、分岐剖、立坑取付部などのように覆工構造が急変する部分では、大きな断面力が発生することが考えられ、地震の影響を検討する必要がある。


答え

×土圧式シールド工法
○泥土圧シールド工法

勉強メモ
■土圧式シールド
(土圧)
・含水比や土砂の粒度組成が適当で、切羽の土砂をそのまま流動化させ、カッターチャンバー内およびす旧リューコンベア内に充満して、切羽の安定を図れるような土質に適する

(泥土圧)
・沖積の砂礫、砂、シルト、粘土などの固結度が低い軟弱地盤、洪積地盤及び硬軟入りまじっている互層地盤など、土質面から最も適用範囲の広い工法

参考サイト
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-04-08
http://pro-engineer.blog.so-net.ne.jp/2011-05-31-2

一言
土圧「式」の場合は土圧+泥土圧で、土圧のみの場合は土圧か。

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[専門][道路]道路の構造及び設計 [道路]

問題
4-23 道路の構造及び設計に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 計画交通量は、計画、設計を行う路線の将来通行するであろう自動車の日交通量のことで、計画目標年における30番目日交通量とすることが一般的である。
(2) 道路の線形設計は、必ずしも自動車の速度が関係して定まるものではないため、設計速度は道路の構造を決定する重要な要素とはならない。
(3) 車線数は、当該道路の実際の構造、交通条件から定まる交通容量を求め、設計時間交通量との割合に応じて定めるのが一般的である。
(4) 車線の幅員は、走行時の快適性に大きな影響を与えるため、路線の設計速度にかかわらず設計交通量に応じて定めるのが一般的である。
(5) 建築限界内には、橋脚、橋台、照明施設、防護柵、信号機、道路標識、並木、電柱などの諸施設を設けることはできない。

答え


①×30番目交通量
  ○30番目時間交通量

②×自動車の速度が関係して定まるものではない
  ○自動車の速度が関係して定まる

③×設計時間交通量との割合に応じて定める
  ○計画交通量と設計基準交通量との関係で定める

④×設計速度にかかわらず設計交通量に応じて定める
  ○道路の種級区分に応じて定める

勉強メモ

参考サイト

一言
30番目は日でなくて時間ね。

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[専門][道路]空間平均速度 [道路]

問題
4-22 道路区間400mの両端で交通量を60秒間観測し、3台の車両を観測した。各車両は40km/h, 40km/h、80km/hの一定速度で走行していた。このとき空間平均速度は次のうちどれになるか。

 (1) 48km/h  (2) 50km/h  (3) 53km/h  (4) 60km/h  (5) 63km/h

答え


1台目=0.4km/40km/h×3600s=36s
2台目=0.4km/40km/h×3600s=36s
3台目=0.4km/80km/h×3600s=18s
平均=(36+36+18)/3=30s
空間平均速度=0.4/30s×3600s=48km/h

勉強メモ
■時間平均速度と空間平均速度
・時間平均速度は、個々の車両の速度値を平均
・空間平均速度は、個々の車両の通過時間値の平均値に対応する速度値

(時間平均速度)=(空間平均速度)+(空間平均速度の標準偏差)^2/(空間平均速度)

参考サイト

一言
ひっかかった。。。。

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